我々ハニホーの「性格診断・心理テスト」は、思想はかなり深いと思いますが、作り方はそんなに難しくありません。例えば「嫉妬深さ」を知りたいと思ったら、それが分かるような質問をいくつか重ねていくだけです。もちろん回答には「揺れ」もありますから、嫉妬深いのに嫉妬深くないかのような回答をされることもありますが、まぁ一つ二つ外しても、三つ四つと質問を重ねればその誤差も呑み込んでだいたい当たるだろう、という感じでできています。
そして、その「嫉妬深さ」の他にも、例えば「社交性があるか」「責任感が強いか」など、一つの診断で5種類や6種類、多いときは30種類について調べます。そして、それらのスコアを元に、様々な性格を言い当てていくのです。
例えば・・・これは恋愛に関することですが、「(1)相手より上に立ちたい人か、普通か、ついていきたい人か」という項目があります。その他に「(2)我慢する性格か、普通か、強く要求する性格か」という項目があります。この(1)と(2)で、それぞれ3種類の結果がありますから、この組み合わせでは9種類の診断結果ができますよね。
例えば相手より上に立ちたくて、強く要求する性格の場合。その人はとても攻撃的で振り回しやすくて、相手を傷つける振る舞いをしやすいでしょう。
ハニホーの性格診断はここまで単純ではありませんが、こうしていくつかの判断材料から分かることを、診断結果として表示しているのです。そして、どういう項目に着目して、どういう風に人の性格などを分けていくか、という点で熟考に熟考を重ね、診断が作り上げられるのです。
いきなりですが、ネコは、動物です。動物は、ネコですか?そうとは言い切れませんよね。ですから「動物ですか?」という質問をしても、ネコかどうかは判定できません。
ネコと動物の例は分かりやすいのですが、性格診断になると、ここは猛烈に難しくなります。「嫉妬深い」を考えてください。嫉妬深い人は、ほぼネガティブだと言えますか?ネガティブだと、ほぼ嫉妬深いと言えますか?嫉妬深い人は、恋愛において、ほぼ束縛すると言えますか?束縛する人は、ほぼ嫉妬深いと言えますか?これが整理されている人はたぶん世の中の1%もいないでしょう。
「あなたは束縛しますか?」でYESと答えた人がいたとして、何が分かるでしょう。例えば、この人は、嫉妬深いと言えるでしょうか。ネガティブな人だと言えるでしょうか。実際は、そうとは言い切れませんよね。例えば交際相手があまりに不誠実で疑惑を深めるような行動ばかりする人だったら、本来、さほど嫉妬深くはない性格の人でも、束縛するかもしれません。束縛する、というのは一つの結果です。その一つの結果だけで、性格を遡って考えるのは不可能なのです。また「その人の傾向」と「今の心理状態」の違いについて理解していなければ、さらに混乱するでしょう。
ということで、性格診断や恋愛診断の構造を作ることは簡単なのですが、何を聞き、どう結果に反映させるかという点においては、そう簡単ではないのです。
手前味噌すぎる話ではありますが、ハニホーはこの点で苦心しながら(ツボをしっかり押さえられるよう注意しながら)、診断を作り上げているのです。
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